1. HOME
  2. 事業案内
  3. 3. 六次産業化
  4. りこ水

3. 六次産業化

Agricultural Diversification

3. 六次産業化

りこ水

りこ水

甘草(かんぞう)由来の甘み成分。
ほのかに甘いきめ細かなスパークリング。

りこ水のSparklingの甘さの正体は漢方薬などにも使われる甘草です

甘草とは

一般に使用されている漢方薬の約7割に使用されるだけあって「薬」と言うイメージが強い甘草ですが、実は味噌や醤油、佃煮など古くから甘味料としても使用されてきました。

「甘草」は書いた字の通り「甘い」が特徴の生薬です。この甘さは、グリチルリチンと言う物質から成っていて、漢方薬、甘味料、消臭、化粧品、幅広く利用されています。

りこ水 Sparkling(スパークリング)は、甘草の甘み成分と炭酸を組み合わせた新しい考え方、新しい飲み物です。ほのかに感じる爽やかな甘みと、キメ細かい炭酸は甘草ならではの特徴であり、りこ水 Sparklingの大きな特徴の一つでもあります。

りこ水Sparklingの完成までの道のり。

現在、日本国内で使用されている甘草は、全て輸入に頼っています。

福岡県に本社を構える新日本製薬 株式会社は、国産の甘草栽培をぜひとも実現したく栽培に取り組んで来ました。その一環で、自然が豊かで甘草栽培に適した環境を持つ青森県での栽培研究が検討されました。

2011年、新日本製薬 株式会社、新郷村と弊社にて青森県における甘草栽培の研究をスタートしました。並行して、甘草を活用した何らかの取り組みが出来ないかという研究もスタートしました。新しい作物に挑戦する、甘草を使った新しい商品開発を目指す、挑戦者として取り組んで来ました。その取り組みのもと、2012年、農林水産省の6次産業総合事業化計画の認定を受け、本格的に事業化に向けて歩んできました。

そして2013年、新郷村の豊富な湧き水と新郷村産の甘草を活用すべく「りこ水」が誕生しました。それから2年、検討、試作、検討、試作を重ねて、ついに「りこ水 Sparkling(スパークリング)」を発売することができました。

最終目標である、新郷村での原料調達・製造はまだ実現していませんが、確実に甘草の栽培、製品利用は進んでいます。将来、村、畑、村民、そして「りこ水 Sparkling」をお求めのお客様、全てが大きな意味での健康を共有出来るよう進み続けています。